翻訳と辞書
Words near each other
・ カラドリウス
・ カラドリオス
・ カラナクシ
・ カラナシ
・ カラナデシコ
・ カラニシ
・ カラニジキジ
・ カラヌス亜目
・ カラヌス目
・ カラノス
カラノス (バラモン僧)
・ カラノス (ピリッポス2世の子)
・ カラノス (ヘタイロス)
・ カラノス (マケドニア王)
・ カラハ
・ カラハイ
・ カラハナソウ
・ カラハニド
・ カラハリ (小惑星)
・ カラハリ地区


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

カラノス (バラモン僧) : ミニ英和和英辞書
カラノス (バラモン僧)[そう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [そう]
 【名詞】 1. monk 2. priest 

カラノス (バラモン僧) : ウィキペディア日本語版
カラノス (バラモン僧)[そう]
カラノス(希:Κάλανος、ラテン文字転記:Calanos、紀元前396年-紀元前323年)は紀元前4世紀インドバラモン僧哲学者である。
カラノスの本名はスフィロスだったが、出会った人にギリシア語で「カイレ」(御機嫌よう)と言う代わりにインドの言葉で「カレ」と挨拶したためにギリシア人によってカラノスと呼ばれたという〔プルタルコス, 「アレクサンドロス」, 65〕。アレクサンドロス3世タクシラに着いた時、インドの「裸の哲学者たち」のうち誰かを自分の軍に同行させたいと思った。他の者は拒否したが、カラノスだけが説得の結果同行することになった。「メガステネスの記すところではこのカラノスは、わけても自制心を欠くとされており、仲間の哲学者たちも彼が、自分らといっしょにいることの幸福を見捨て、神ならぬ別の主人に仕えることにしたとして、カラノスを誹ったという」〔アッリアノス, VII. 2〕。カラノスはペルシスに入った時に衰弱してきたが、病人として養生せず、むしろ何らかの病にかからないうちに自ら命を絶とうと考えた。彼はアレクサンドロスの協力を得て火葬堆を立て、リュシマコスに馬を譲るなど形見を弟子たちに分けた後、生きたまま火葬された〔ibid, VII. 3〕〔ストラボン, XV. 1. 4〕。その時カラノスは73歳だったという〔ディオドロス, XVII. 107〕。アレクサンドロスはカラノスを讃えて音楽と馬術、体育の競技祭と酒飲みコンテストを開催した〔アイリアノス, II. 41〕〔アテナイオス, X. 437a〕。また、カラノスはアレクサンドロスに、各地を長く放浪するのではなく、支配の真ん中を押さえるべきだという支配のモデルを示したとも言われる〔プルタルコス, 「アレクサンドロス」, 65〕。

== 註 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カラノス (バラモン僧)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.